昨晩の調査でIntel Turbo Memory(のソケット)が「つわものどもが夢の跡」であることが判明したが、外部記憶をWindows VistaのReadyBoost(キャッシュ)に割り当てるとアプリケーションの起動時間を短縮できることが分かった。
そこで、Firefoxのキャッシュに使用していたRAMディスクのうちの860 MBをこちらに転用してみた。筆者のように液晶パネルを閉じてスリープ状態にしてあちこち持ち運んで作業を継続するような使い方であると、立ち上げるアプリケーションがキャッシュに読み込まれて、次回からの起動が超がつくくらい高速化する。たとえば、Word、Excel 2007あたりが2、3秒で編集可能な状態になって、大変ありがたい。もともと死蔵しているメモリの有効活用法としては、目下最もご利益がある方法ではあるまいか。もちろん、リブートするとすべてが蒸発してしまうのが玉に瑕で、リブート前後に自動的にハードディスクに退避回復してくれるようなソフトでもあれば、さらに便利であるに違いない。[ハードウェア]