PixelCatは、68k Macの頃から愛用している画像ビュアである。今どきWindows 7では64 bitのFast Picture Viewerを使っているが、Macでは何と言ってもPixelCatのはずであった。ところが、PixelCatをApp Storeで探しても見つからず。もともとのYoshikiさんのページからダウンロード。ところが、これを解凍してアプリケーションフォルダに入れても「セキュリティ上の理由」で起動しない。webで情報を探すが、起動しなくなって困っている方はいないようなので、また困る。
実は「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」で「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」でデフォルトの設定が「Mac App Storeと確認済み開発元からのアプリケーションのみを許可」になっているのを、「すべてのアプリケーションを許可」にすればよいのである。しかし、これは危険きわまりない設定でもある。そのため、このように設定をしようとすると『Cntrolキーを押しながら開くを選択すると、個別に実行を許可することができる』けれど、それでもすべてのアプリケーションを許可しますか?とのアドバイスが表示される。なかなかバランスのとれたセキュリティ感覚であると思う。
Controlキーを押しながらオープンで一度allowしておけば、次からはセキュリティチェックはスキップされ、ダブルクリックで実行される。
これはこれで便利ではあるが、誤って許可してしまった場合に実行許可を取り消す方法はあるのだろうか?と考えて、単にファイルをゴミ箱に放り込めばよいのだと気がついた。再度こっそりダウンロード・インストールされるような悪意のあるアプリケーションに対してはどうかわからないが…。