opensuse Linux

このたび機能低下のため除却したLet's Note CF-W4は、ある時期基幹ノートとして活躍してもらった。軽く丈夫な筐体は新品同様のままで、キーボードのタッチもやや硬いけれどまずまずだというのに、Windows XPがend of lifeを迎えてしまった。また、なぜかは分からないが、しばらく時間が経過すると液晶パネルのバックライトが消灯してしまう。当時問題になったのはハードディスク換装の難しさで、簡単に容量を増やすことができなかった。Pentium Mは、シングルコアでi686系の石であるが、テキストエディタくらいならキビキビ動くに違いないと、opensuseを入れて見ることにした。KDE入りのLive DVDのイメージファイルをダウンロードして、十数年若返ったつもりでDVDの焼き方が分からなくてオロオロしたりするのだが、ブランクDVDをトレーに入れておいて、isoファイルをダブルクリックすればたちまち焼けるというWindows 7の面倒見の良さに感激する。
後は、このLive DVDをドライブに置いて、CF-W4をリブートするとoqensuseが立ち上がり、インストールしたりもできるのである。このあたり、かなり楽になっているのだが、如何せん読み込み速度が寝てしまうほど遅い。うつらうつらしながらインストーラーにつきあって、やっとリブートにこぎつけるが、やはりいまどきの(と言ってもlate 2011を最新としているのであるけれど)Core i7ノートに匹敵するスピードを期待すると、かなり脱力しなければならない。ThinkPad 110でnetscape起動までに20分くらいかかっていたほど待たされることはないが、そういう思い出さなくてもよいことを思い出すだけの時間がたっぷりあったのは確かである。
Let's Note CF-W4の次に使ったのはThinkPad T42であったと思うが、一回り大きなスクリーンサイズを次々に指向するようになって行くのが、サクセスフルエイジングの賜物というわけである。バックライトの消灯も相変わらずであるので、残念ながらお隠れいただくことになった。

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