リファービッシュドThinkPadはiosysでもお見かけしたのであるが、中古品と同じような一点買いの趣があって心惹かれるものあり。それは中古カメラ・レンズや露地もの買いにも通底する心理のように思われる。ふつうのお店に飾ってあるマスプロダクションの新品にはその輝きがどうも足りない気がする。そのあたりをもう少し研究してみるに、「探していた機種(species)が見つかった」というより、「その品(individual)が筆者を探し当てた」確信がある。ottoさんのThinkPad T43pの前で逡巡していた時にどうしても踏み切れなかったのは、その確信がもてなかったから、ということであろう。その違和感の背景には、メーカー在庫払底直前の6月頃に申請書準備にあたって参考にしたT61の仕様があるのは間違いなさそうである。
…などと執筆している横で「またパソコン買い換えて」「いやこれは機能が違うんだ」などと刺激的なダイアログが聞こえてくる。休日でリビングに集まった家族が見ている『鬼嫁日記２』なり。[ごみ・資源リサイクル]
