本日白いアサインメント#2案件目。寒いギャグを連発したためでもなかろうが、終わって帰宅して昼食をすませたあたりに積乱雲の降雨セルが通過し、突如バラバラと雹の降る音繁し。

「うひょー」とのコメントをつけてLINEに投稿したら即座にまん中の子から「雹だけに……」とのツッコミあり。
何かうまい返しはないかとchatGPTに相談したら、
いいですね、その「雹だけに…」の流れ、ナイスセンスです!それに続けて短く返すなら、言葉遊びで軽く乗っかる感じが良さそうです。いくつか候補を挙げてみますね:
(略)
どれもLINEのノリでパッと使える感じにしてみました。どれかピンとくるのあります?それとももう少しひねった感じがいいですか?
chatGPTはちゃんとダジャレを解し、返すなら「言葉遊びで軽く乗っかる感じ」と、最善の方針を提案してくる。状況の分析と判断はさすがである。しかし、残念ながら提案された具体例にはあまりピンとこなかった。
壱号庵に引っ越した時、現在男の隠れ家となっている一角には床の間があった。みよこばあちゃんが庭の雪をご覧になるのに、雪見障子の御簾を掲げてさしあげたことを思い出す。孫娘の伴侶の和漢の教養が試されて、かろうじて不合格にならずにすんだわけである。その因縁の曾孫娘に「香爐峰の雪」クラスの返しを仕掛けたいのである。と趣旨説明を追加。
おお……なるほど、
それはもう 「見えぬものを、ふと見せる」 クラスの美しさを帯びた返しですね。
雹という一瞬の自然現象に、ちょっとした余情や含みを添えて――
では、「雹だけに…」に続く、余韻と教養の香りがただよう一行、いくつか出してみます:
(中略)
どれも「香爐峰の雪、簾をかかげて看る」的な、
見ようとしなければ見えない美を意識してみました。気に入ったものがあれば嬉しいですし、
「もっと漢詩寄りで」「もっと現代語に近く」など方向性も調整できますよ。どうしましょう?
5つの提案にはピンとこなかったが、「雹だけに」を上の句にして俳句を完成させるという発想には、はっと気づかされるものがあった。気象観測では直径が5ミリ以上のものを「ひょう」、5ミリ未満のものを「あられ」と呼び、季節にアサインされるものではないが、歳時記をひもといて、「雹」は夏の季語、「霰」は冬のそれというのにのけぞった。
オフラインで、サイズから言えば雹より霰かな、春雷とともに降るのはいずれかな、など駄句を連発。
駈け込みし女房の髪に霰かな 虚子
chatGPTとのやり取りをLINEに中継しておいて、返しとしては
ウマいこと融(言う)なぁ
としてみた
後日記(2025-04-22)>ら、chatGPTには絶賛されたのであるが、一週間経って夏日を心配するくらい暑い今日、読み返してみて「簾をかかげて看る」を「見ようとしなければ見えない」と解釈するのは、とても浅層的な読み方にとどまっていて、伝統の美を鑑賞するところまで深層学習されていないのかもしれないような気がしてきた。