いよいよ退役まで37日となった。
なかなか仕事が終わらないので、直前までMicrosoft 365の社用アカウントは使わざるを得ないと覚悟を決めているが、3月31日23:59:59を期して無効化されるのはまず間違いない。
年金生活での執筆活動はVSCとTeXLIVEとAdobe Acrobatで続けられるので、M 365の契約はどうしても困ってから、Acrobatは現在の契約が切れたら無料のViewerにして、印税でも入れば再契約することと考えている。
OneDriveへのデータ保存を勝手にデフォルトにして強要し、退役したとなれば直ちに跡形もなく初期化する社用クラウドの押し付けがましさは、データ保護の重要性は理解しているつもりでも、執拗すぎるおせっかい以外の何物でもない。
筆者は15年と1か月前からEvernoteとDropboxとを使って、知識労働者としての資産はバックアップしてきた。OneDriveからパワハラを受けるようになったこの1年間は、Dropboxにまず保存し、必要なものだけ名前を変えて保存し直してきた。
最近、社用メールアカウントをIDとして―多くの場合にパスワードを規定回数間違えたときの復元のための蜘蛛の糸として―登録してある外部サイトで、締め出しを食らうともう戻れなくなるリスクに気づかされるようなことが二度続いたのは何かの報せと考えるべきであったことに気づかさせられる。
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その意味では以前使用していたメールアドレスのドメインが改訂され、昨年12月に使えなくなったのも、よい警告標識であったと言える。
