AIのジレンマ

 脊振周治院の37インチ液晶テレビのリモコンがうまく作動しなくなってもう半年はたったと思う。CEOは、本体のボタンでONOFFしたり音量調節できるから毎晩の韓流ドラマの視聴に不都合はないというのである。
 そんな時、auからの直電営業でスマートリモコンを勧められ、後日アンケートに回答すると実質タダということで、つい罪滅ぼしのつもりでオーダーしてしまった。赤外線リモコンとGoogle Nest miniが届いて、遅ればせながらわが脊振周治院にもIoTの波がやってきた。
 ところがJCOMのルーターにつなぎこもうとするにうまくいかず、何度か試したところで投げ出してしまっていた。本日たまたま見つけた説明書で、ルーターの設定を調整してつながるようになった。
www.au.com
 ところが、どうもオリジナルのリモコンが使えないと「学習」させられないようである。テレビはGENO さんから購入したixiブランドなのであるが、そのベンダーのサイトは杳として見つからず。ヤフオクでリモコンが買えないかと探してみるが…
 ユニバーサルなリモコンを買って、コマンドが通る設定を探す戦略が最適解かもしれない、と今になって心づいて、本日参院選投票の後2nd streetに行って、24社のテレビに対応可能なリモコンを960円で購入。

 ただし、コマンドが当たる設定は見つけられなかったのだった。
 そこで、スマートリモコンを無駄な買い物と指弾されないための対策として、男の隠れ家のエアコン、BDレコーダー、4Kチューナー、プロジェクター、DVDプレーヤーを舌先三寸でコントロールできるようにしておく。
 と考えたところで、こういう深慮遠謀を授けてくれるスマートさを、singularity到達の判定条件としてはどうだろうか、と考えてみた。一方でこれはユーザーのために他の人間を欺く(ことをユーザーに教唆する)ことである。AIは「太った男を殺す」のか。木星近傍でジレンマに悩んだAIの古典的一例を引用しておくことにする。 後日記(2022-07-12)>「家電機器のリモコンから送信される赤外線データのデータベースSMK IRライブラリ」が無償公開された。事態の進展を期待する。
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