《わたしは「セロ弾きのゴーシュ」 中村哲が本当に伝えたかったこと》

 筆者が2年間奉職していた国立施設に中村哲さんが講演にみえたことがあった。
 たまたま筆者は外勤していたのか、ご尊顔を拝していないように思う。
 ここフクオカはペシャワール会の本拠地であるが、本業の忙しさにかまけて参加させていただいたこともなかったことを本当に残念に思う。
 中村哲さんが、ご自身を喩えられたゴーシュは森の動物たちの願いをきいてセロを弾いてやっているつもりで、実はセロの稽古をつけてもらっている。
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 筆者なら、杉の苗を植林して林を遺す虔十のほうがあてはまるように思う。しかし、むしろゴーシュになぞらえて自身の学びに目を向ける謙虚さを中村哲さんの本質と考えるべきなのであろう。
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