入り口で失格

 昨年来浜辺の陶磁器片にひかれて、いくつかビーチコーミングや古陶磁器を主題にしたblogをRSSリーダーに登録した。
 その中の一つがotsumitsu氏の『夜噺骨董談義』で、真田紐の扱いも知らない「入り口で失格」の筆者に、骨董蒐集道を手ほどきしていただいている。
 その教育効果を測定するなら、骨董品を保管するためにインターネットオークションで安く入手できる風呂敷を色々なサイズ取り揃えておいたり、真贋鑑定も含めての骨董蒐集の美学の面では、開運!何でも鑑定団を録画して必ずチェックする番組のリストに入れたり、昨日のコミュニティハウススタッフのねぎらいの会で記念のお品として用意した備前焼後楽窯の「火もらい」の共箱の真田紐を結ばんと血のにじむ練習をしたり、といった行動変容があげられる。
 最近紹介された「光線の版画家」小林清親の作品には雷に打たれたくらい衝撃を覚えた。某巨大オークションサイトに出品されている小林清親作品に手が届くわけもなく、外出が禁止されているこの週末に出歩いて美術館で鑑賞三昧というのも野暮である。せめて画集で鑑賞するということでどうであろうか。

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