自分だけのための…というあたりにジーンと来てしまうのは筆者だけであろうか

 まだwebには載っていないが、市史だよりFUKUOKA 23号シーサイドももち特集と博物館広報紙Facataを拝領して帰る。
 Facataの聴耳図鑑で紹介されているのは、九大の学者でもあったアマチュア釣り師の釣り日記である。
 長年の釣行が年中行事的に、しかし試行錯誤や来年試したいTODOリストを含めて丹念に綴られているという。評者はこれを「予定表としての釣り日記」、あるいは「本人だけが使うごく私的な釣り暦」と評しておられる。自分以外の読み手(傍受者と呼ぶほうが適当かもしれない)は当初想定されていなかったようであるが、釣りにかける情熱が一般に通用する形式でまとめられていたということなのだろう。
>後日記:これはわれわれの言うところの実験日誌(ラボノート)と区別がつかないくらい似ている。仮説を立て、条件を変えて試して得られた結果を考察し、次の実験を考えるという無限ループにハマるところもそっくりではないか。

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