16インチフォールディングバイクPATH

 落札から36時間ほどで静岡から到着。
 車体のシルバー色は塗装であって、おそらく素材はハイテン鋼のようである。車重は豆御殿号よりは軽いが、その差はわずかと感じる。実測13 kgで、輪行時の取り回しが、劇的にコンパクトになりそうな実感はない。もちろん予想通りトレンクルそのものでもそのプロトタイプでもない。
 夜半雨模様ながら晴れ間から少し星の見える時間帯に試乗。
 クランクが短く、思うように加速しないし、上り坂にさしかかると、つい右手でシフトダウンしようとレバーを探したりする。下り坂ではブレーキの硬さと鳴きに要注意である。全体としては、子供用自転車で「散歩以上サイクリング未満」の速度で移動している感覚であり、通勤で同じ距離を移動するのなら、豆御殿号よりもカロリーを消費するのは間違いのないところだろう。
 クランク(とおそらくはボトムブラケット)とシートポストを長い物に替えたり、利きのよいブレーキに交換して大改装をすれば、乗り心地は変わるだろうが、結果的にはかなりのパーツ代と作業賃を計上してしまうだろう。ということで、しばらくは、様子を見ながら乗ってみようということだ。
 というので、まずは防犯登録を行う必要が生じた。

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