愛媛の実家には、老母の使わないLithium ViVi号がある。いずれかの時期に当地へ移して供養のために乗ろうと思っている。8 Aのバッテリを搭載しているが、構造上それよりも大きな容量のバッテリは載せられない旧式である。長征壱式の車輪を移植してクイックリリース化し、出先でのパンク修理をやりやすくし、さらにもう一個バッテリを用意して脊振山山頂を目指せないものか。
そうなると、現在乗っている豆御殿号と長征壱式の処遇が問題になるのである。豆御殿号は毎朝下の子の自転車に抜かれてしまうという不名誉な状態である。車輪が小さく、ギア比が軽すぎるところにその原因があると考えられるので、トップギア11枚歯の7段ギアを調達し、最高速を現行の6段ギア14枚歯比で2割程度アップしたいところである。しかし、6段ギアのシステムに7段ギアをに入れるには変速レバー、チェーンを含めてごっそり交換調整が必要になるということだ。一方で車重15 kgは輪行用の自転車としてはかなり重いことから、輪行専用車としてはpoorman'sトレンクル、FIATの14インチバイクが気になるところである。ただし、軽さとスピード(豆御殿号よりさらに出ないであろう)とのトレードオフを割り切ることができるかどうかは実験してみるしかない。
長征壱式については、身体を鍛えるという点ではLithium ViVi号と対極にありそうな構成であるが、26インチ車という共通点があるので、パーツの融通は可能かもしれない。