2年前にiPad 2のsoftbank WiFi網(mobilepoint)への接続を果たしたのであった。しかし、来月には、早くも期限切れを迎えることになった。これが犬の看板のある食い物屋さんなどではつながっても、円形分水の探索中のようなフィールドで使えた試しがなかった。外回りが増えるかもしれない部署に移ったので、もう少しフィールドで使えるような、何らかの接続手段を確保したいと考えるようになった。わが家は、CEOがFOX Crime Platinumを視聴する関係で、どうしてもJ:COM TVとの契約を維持しなければならないため、J:COM NETおよびauにまとめたほうがお得になる。そこで来年4月に下の子のiPhone 5の2年縛りが解けた暁には家族をあげてauに移行することが決定している。そういう次第であるから、一足先にiPad air WiFi+Cellularモデルの128 GBを95,800円で導入してもよいかとも思った。
しかしながら、95,800円というのはかなりの高値である。その数字に萎縮して、使わないで飾っているうちに結局陳旧化させてしまうことにならないか、大変気がかりである。なによりも、iPad 2は性能面ではまだまだ使えるのであって、単に公衆WiFiにつなぐ契約が切れたくらいで買い替えを考える必要はない。また、筆者にはThinkPadもMacBook Airもあるので、J:COM WiMAXに全部つなげるようにしておく方が、何かと便利なのは当然である。ちなみに、J:COM WiMAXは、本来J:COM NET加入者のオプションであるが、キャンペーンではNET, TV, Phoneのいずれかのユーザーであれば申請可能になっている(ように読める)。もしそれが読み間違いで加入を断られたら、JCBカード利用者向けのキャンペーンに乗り換える積りである。
ただし、J:COM WiMAXのキャンペーンは3月31日で終了してしまうので、4月に機械を送ってもらってその月の使用料をタダにしてもらうことはできないのかもしれないということに気がついた。
さらに、JCBでは、WiMAXとpocketWiFiから選べることに気がついた。スピードの点ではemobile系のpocketWiFiの下り最大110 Mbps(ただし月間7 GBまで)が、WiMAX(下り最大40Mbps)よりも速い。いずれのサービスエリアも、大抵の都市部はカバーしているので、人家のまばらなところにでも出向かない限り、つながらないことはなさそうである。ただし、板谷峠や内之浦の鹿児島宇宙空間観測所はカバーできていないことに気がついて、やや萎えてしまった。つまり限界集落のデジタルデバイドを見せつけられたわけである。