男の隠れ家においている本棚は、まん中の子が独立するにあたって廃棄しようとしたものを譲り受けたものである。
横幅62 cm、高さ160 cm、奥行き25 cm程度の4段もので、薄い合板の棚板はすでに本の荷重で下に湾曲しており、かろうじて拙庵のSDGsに貢献してきたがかなり危うい。
本棚からあふれた蔵書は部屋の壁を埋めている箪笥の中や上にも分散収納してあり、推定では本棚に収まる量の2倍以上になっていると見積もられる。寄る年波で必要な本がすぐに探し出して手に取れないのをストレスに感じるようになってきた。
この間TVで観た松岡正剛氏の書庫は圧巻であった。また、かれこれ3年間消息不明の恩師は、自宅裏庭に空調完備の書庫を設えるほどの本好きでいらした。筆者の持ちあわせは、せいぜい壁一面の本棚に収まる程度にすぎないのを幸い、壁面を覆うような本棚組み立てキットを、倒壊防止用の天井突っ張り棒つきで購入した。
