不思議の国の重力(3) Carl Sagan: COSMOS: The influence of gravity on matter and light

 連休を費やして探索したが、ついに手がかりなく最終日の夕方となった。
 ふて寝しながら放送大学で《ダイナミックな地球》第2回を見ていて、ふと「天文学者にはうまいこと言う人が多い。『私たちは星くずの子どもだ』といったのはカール・セーガンという有名な学者だ」との大森准教授の言葉になにか啓示を得たような気がして、COSMOSを読み返して、ついにp. 236に探し求めているイラストレーションを発見した。
 学生時代に紀伊國屋書店梅田店で買った原書はカバーをカビさせてしまい、中身は自炊している。残念ながら木村繁邦訳本ではこの図版は割愛されているので、このnovelではないかもしれないがワクワクするglamorousなイラストレーションとのご縁はかなり特別と感じられる。

Cosmos

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 オリジナルTVシリーズではエピソード9 Gravity in wonderlandでアニメ風に使われている中に、本には収載されていない絵柄も使われている。
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 後日記(2023-10-18)>本日COSMOSイラスト版到着。上記のオリジナル原書のイラストの一部や独自に取材した写真などを大判の図譜として収録しているのであるが、残念ながらGravity in wonderlandのイラストは収録されていない。
 後日記(2023-10-22)>福岡市総合図書館閉架に4分冊の小尾 信彌訳:COSMOS、旺文社があるのに気がついてオンラインで予約し、借り出しに出かける。第三分冊目に第9章星の一生があって、挿絵も収録されているが、オリジナルの網掛けの絵を複写しているようで、画質は芳しくない。

 

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