本日、朝日新聞の広告に、《筑豊のこどもたち》の広告が載っていた。われらが築地書館が刊行しているのに一驚。
実は、1月9日にNHK福岡局制作のドキュメンタリー番組《『筑豊のこどもたち』はいま “貧困のシンボル”の末に...》が放映されたのであった。写真集に登場する子どもの60年後を丹念に追った番組であったが、表紙の女の子の消息は杳として知れない雰囲気であった。そのまま終わるのかと思ったら、最後の最後にご本人の希望により、母親と太平洋に面したある港町に引っ越し、飲み屋を開いて今もご健在というようなナレーションが入って、ほっとしたのであった。www.nhk.jp