モノリスの2枚おろし

 本日宇宙の日にて、The CINEMAチャンネルで宇宙映画の特集あり。
 《2001年宇宙の旅》を筆者が初めて観たのは、いわゆる金曜ロードショウで、ヒガシフルマツの家で、CEOと同僚の夫婦と一緒であったように記憶する。
 1968年に公開された時には、21世紀は32年も先の未来であったが、その頃は10年先くらいに近づいてきていた。今となっては19年も前の過去である。
 宇宙ステーションでの会話でテレビ会議が呼びかけられたりするのを、コロナ禍のZoom会議を見通した予言などとありがたがる必要はあるまい。
 この映画では、HAL9000というAIコンピュータと人類以外の知性が作ったという設定の「モノリス」という登場物が大きな役割を果たしている。「モノリス」は、類人猿を人類に進化させる介添となり、続編《2010》では、木星の衛星エウロパの生物の進化を助けるために木星の中心で核融合を促したりする。
 当時「モノリス」が天然に作られたものではないというメッセージとして1 : 22 : 32のサイズの直方体であることはよく知られていた(が、今の若いもんは知らないに違いない)。
 ハイビジョンのアスペクト比42 : 32はこの延長線上にあるとも言える(が、どうやってこのサイズに決まったのかは調べてもなかなかわからない)。
 いつも手にしているXperia 5のサイズ比(0.45 : 4 : 9.3)を調べてみて、厚みが半分のモノリス相当ということがわかった。

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