東広島市の円形分水と呉市の野外彫刻を巡る旅(wishlist)

 昨日、以前東京モノレールに乗り合わせた先輩の退職記念パーティへの招待状が届いていて、出席の返信を投函したのであった。会費2万円というのには肝を潰されて、一体誰のおかげで今日あるかわかっておられるのか、と負け惜しみの一つも言いたくなる。
 前泊してHiroshima MOCAに野外展示されている佐藤忠良:ポケットの比較明合成画像撮像などにうつつを抜かしていると破産しかねない。これはもう日帰りしか手がないと観念する。
 しかし、久々に円筒分水ドットコムを拝見していて、東広島市に3つの円形分水があるのに気がつく。新幹線の東広島駅から近い千足池の円筒分水から、北上して広島大学鏡山キャンパス南端付近の円筒分水、そして大久保ダム下流の円筒分水を巡る旅である。半日で踏破を考えるのは無謀というものであろうが、なかなかこれだけ眺めていてもバスの便が見えてこない。

 山間部だけでなく、海岸線沿いにも故陶片窟氏が情熱的に紹介された憧れの宮島海岸や佐藤忠良《裸のリン》の設置されている西部第五埋立公園がある。この公園はてっきり干拓地のはずれの海沿いの公園と思っていたら、今や押しも押されぬ市街地の中である。隣接してサンプラザホテルがあるので、前日の昼間に東広島駅から円筒分水ツアーをして夕方ホテルに入り、夜間ベースキャンプから比較明合成撮影隊を派遣して翌日はぎりぎりチェックアウトタイムまで寝過ごして満潮をやり過ごし、引いている途中に厳島に渡ってビーチコーミングの後セレモニーに出席するというプランを思い描いてみたが、広電で広島駅と広電宮島駅とを往復するだけで2時間以上を要するので、セレモニーに間に合うように周遊するのは難しいと結論した。
 むしろ往復1時間ですむ呉市中央公園の林健《和》

や、美術館通りの茂木弘行《ゆめ》

を鑑賞するチャンスと考えるべきかもしれない。
 次の課題は、Tumi 5462はコインロッカーに収まるのか、どこで預けるとよいかということである。
 後日記(2020.3.1)>SARS-CoV-2ウイルス肺炎のため、祝賀会延期の一報が入ったので、宿泊もキャンセルしてしまった。

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