《まだ結婚できない男》

　来週第10回が最終回ということで、第9回の最後には思わせぶりな予告編があり、ひょっとすると結婚するのでは！？と期待が高まってくる。
　一方で救急搬送された中川病院では、「あの女医（前作でこの後結婚するのではないかといういい雰囲気で終わった、夏美先生のことと思われる）にだけは知らせるな」と警戒していた夏美先生が、いきなり最終回に乱入してきたりするのではないかとドキドキしている（が、夏美先生は大物実業家と結婚したことになっていた）。
　前作(2006年)の世界観を引き継いでいて、オープニングにもふんだんに前作のシーンが使われている中には、机の上に整然と並んだ仕事道具の写るシーンもあった。しかし現在はその中のClie、ガラケー、システム手帳はスマホ（iPhoneかどうか筆者には全く判別できない）に変わった。
　オフィスにはTivoli Audioのオーディオシステムが入っていて、未だに鳴っているシーンは放映されていないが、Bluetoothプレーヤーというのが感慨深い。筆者はちょうど前作放映の二年前に契約した当時唯一青歯対応のA5504Tから乗り換えるところで、当時の登場人物のお一人が持っていた、2インチHDの回るミュージックケータイau T-41Tを選んだのであったが、当時は対応デバイスも限られ、ここまで青歯がユビキタスに育つとは予想できなかった。その意味で、はからずもこの13年間を振り返ってみると、BluetoothとタッチスクリーンとWi-Fiのテクノロジーは、Li ionバッテリ同様ノーベル賞にノミネートされてもおかしくないくらい、人の暮らしを根底から変えたのではないだろうか。いや、考え出すと枚挙に暇はないが、光ファイバーやTCP/IPやWWWやマイクロプロセッサーも候補だろうか。

チボリオーディオ ミュージックシステム BT [ クラシックウォルナット/ベージュ/MSYBT ] TivoliAudio Music System BT

　自宅のスピーカーシステムも片チャンネル16.5 cmウーハー３発の3 wayスピーカーAria 936に変わった。
　これまでデジカメやカメラについてうんちくを語ることのなかった桑野氏であるが、ブログに載せるパエリアをブツ撮りするシーンで、素通しのファインダーのあるコンデジを三脚に載せていた（第八回）。

FUJIFILM デジタルカメラ X100F シルバー X100F-S

　桑野度50%にも満たない筆者であるが、手ブレ防止を完璧にするためにリモートレリーズも使ってほしかったと思う。

FUJIFILM リモートレリーズ RR-100