再びNewtonキーボードに悩む

 Newton message padとは、1993年から1998年にかけて販売されたApple computerのPDAであった。現行iPhoneスマホとは異なり、CPUのパワーもメモリも少なく、LCDスクリーンの表示ピクセル数も少なかった。その時代の遺産といえば、NewtonキーボードとEspy sansフォントであろうか。
 今年のはじめ頃、このNewton用の純正キーボードがオークションに出ているのを見つけた。そのタッチがどうなのかはわからないが、USB化するキットを売っておられる方もいた。しかし、そのときにはビッドを入れるのを思いとどまり、トラックパッドつきキーボードを試した。が、期待したほどしっくりこない鞍なのだった。机の上に置いた時、底のゴムのクッションがうまく接しなくてかすかにシーソー運動するのが気に入らないだけかもしれない。と自己分析するのであるが、キートップが14 mmと純正キーボードよりもピッチが狭いのもやや気になる。さらにトラックパッドがキーボードとまるごと一つのデバイスとして認識され、スクロールの方向、スピードとか指先の移動の加速度に応じた反応の微調整ができない。というわけで、現行のApple Bluetooth Keyboardを試すか、Newtonキーボードに復古するか迷っているところである。
 トラックパッドつきキーボードを使う時のaway感がいつまでたってもしっくりこないのが、キートップの小ささにあるとすると、Newton keyboardのキートップはどうなのか。数値を見つけることはできなかったが、こちらの写真ではNewton 2100がX0044キーボードと並んで写っており、7.25 inchの筐体とキーボードの[1]〜[+]までの12個のキーがほぼ同じ長さに見える。ということは12キーの寸法が18.2 cmとなり、これはApple USB keyboard (22.5 cm)はおろかトラックパッドつきキーボード(20.2 cm)よりも短いことが判明した。
 現行のApple Bluetooth Keyboardが、試すべき候補に決まった。

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