今年は筆者の手にしっくりくるキーボードが次々と壊れる年回りになった。
使わずにしまってあったApple USB JISキーボードの、一枚はrのキーだけ押し下げできず、もう一枚はqwertyの一列が全く反応しない。タッチの点ではMacbook Airの日本語キーボードと互角で最もお気に入りである。2のキーをシフトすると@になるのはVT-100以来の伝統の配置であるが、筆者の周囲にはElecom TK-FCM062、Macbook Air日本語キーボード、IBM ThinkPad Travel Keyboardと2の上に「"」のあるちょっとアレなキーボードが多くてこちらに手が慣れてきてしまっている。
が、そうそう贅沢の言える状況ではない。何とか二個一にできないものかと、Apple純正キーボードのお掃除!を参考にRのキートップを外す。内側に有機溶媒で溶けたような痕跡があって、半分割れてしまっていたパンタグラフ一式ももう一枚の方から移植して交換してみる。rキーは復活したが、タッチが周りのキーのと違いすぎて、執筆する道具としては落第と言わざるを得ず。