二号庵に行ってみると一週間の間に机にカバーがかかっていたり、看過できない干渉の跡が見受けられる。が、まあこれに対する対策はおいおいにということで…まずは《自分でつくる書斎の本―諦めていた自分の城が自由自在》を置いてくる。
キーボードの使える机にするため、いろいろと検討し、調整の第一段階として脚を10 cm切り落とすのがよいだろうということになった。
机をひっくり返して先週捜し当てたボックスレンチで15 mmのビットでナットを緩めて脚を外す。
先週部屋を片付けている時に亡父愛用の曲尺が本棚にぶら下げてあるのに気がついていたので、これを使って床面から10 cm上に鉛筆でのこを入れるラインを罫書き。中学の技術家庭科の実習器具として購入した大工道具セットの箱は玄関を入ったところに置いてあった。その中からのこを取り出して、mm単位の精度で引き切り、再度脚をつけてがたつかないことを確認。
机の面が10 cm下がると、自然体でキーボードに指が届く感じになる。あらためてオフィスでは少し高い位置にあるキーボードに肩を少しすくめ気味にして腕を持ち上げて使っていることに気がつく。椅子の座面の高さで微調整して、さらにベストの体勢を探し出せば快適に使えるだろう。
CEOと好日ホームセンターに赴き、フローリングを傷つけないように脚のフェルトカバーと机上のニスの傷などを磨き取る耐水ペーパーを購入。ガーデン園芸コーナーの奥では購入した木材をのこで引いてくれるサービスがある。今度これを利用してred and blue chairの作製に挑戦する日が来ることを予感した。
>後日記(2017.7.8) モンドリアンカラーのサブリミナル攻撃を受けていたNHKの朝ドラ《べっぴんさん》が終了したので油断していたが、4月からの《ひよっこ》でも、現在ヒロインが居住しているあかね荘の廊下の窓ガラスからサブリミナル刺激を受けていることが判明した。
さて、母刀自は机の上の使用痕などを見て隠そうとテーブルクロスをかぶせたりしてみたのであろうが、おせっかいもいいところである。もともと薄紙に万年筆で書き物をするつもりで買った机ではないし、キーボードを置くと隠れてしまうシミに労力と時間を使うのももったいない話と思う。一応耐水ペーパーでフラットに仕上げてシミも取りたいが、あまり真剣に鏡面仕上げにこだわったりはしないつもりである。