プロペラ機で一泊二日の出張に出るためのビジネスバッグ

 一昨日からの出張では、ふだん使いの980円のacegeneの3-wayバッグを使って大変よかった。
 背負い紐を出してリュックサックのように背負って歩くのは大変楽であって、時間が切迫する中セキュリティチェックインにたどり着くことができた。また、手荷物として持ち込むので、チェックインも簡便にすませることができた。これを、貨物室に放り込まなければならないキャリーカートでやっていたら、きっと一便遅れたに違いない。背負い紐を収納してしまえば、バリスティックナイロン生地のビジネスバッグに変身して、懇談会の会場ではそれらしい顔をしてくれて、帰りのSAAB340Bでは上のスペースには幅がつかえて収納できなかったが、旅客席の下に押しこむことができた。
 スーツの上着は手に持って移動すると割り切れば、ThinkPad 410sとiPad 2とNEX-5Tを入れたまま、着替えの下着くらい荷物が増えても何とか収まるのが布製バッグの長所である。ただし、唯一の泣き所は鞄の中のスポンジのような素材がポロポロはがれて書類などに付着してしまうことである。固着するわけではなく、はらって取り除くことができるのではあるが、接点に入り込む心配もあるし、黒い塊の付着した書類を取り出した時点で人生を舐めきった態度を見透かされそうでもある。とは言え、ACEGENE現行で同等規格の3Way2気室バッグの新品のお値段は、Zero Halliburton E5-SIが買えそうなくらい高かったりするのが頭の痛いところである。
 それではもし E5-SIを持って行ったらどうであったろうか、と思考実験をしてみるのである。ショルダーベルトをたすき掛けにして背負って歩いて行って、ちょっと車窓の風景を撮るためにNEX-5Tを出すのに大げさにお店を広げてしまい、収めて蓋を閉じようとしたときに、少しでも厚みが干渉するとすんなり閉まらなくなるので、それに大いに手こずって泣かされたのではないかと考えるのである。ゼローラーでは、不注意のためにiPhone用のUSBケーブルを縁に挟んだまま閉め込み、配線を切断してしまった。
 一方で、折りたたみ自転車を輪行するような出張ならどうだろうか。そういう不真面目な出張が許容されるとすれば、リュックサックとして背負って走ることのできるacegeneの3-wayバッグには一日の長がある。もしゼロハリバートンをリクセン化できるなら、チタンフレームのトレンクルなどにはきっと映えるのに違いない。と確信したところで、早速ゼロハリバートンクローンのアタッシュケースで試してみることをこの秋の事業目標とすることを決意。ただし、折り畳み・展開作業中に背負うこともできないのはかなり不利であり、ショルダーストラップすらつかないゼロハリクローンは運用面でなかなか苦しいのではないかと推測される。

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