いつものゼロをショルダーバッグ化する

 今年は夏季休暇をとる暇がなかった。それどころか土日も休めないまま、代休もとれずに秋の訪れを迎えた。
 もし時間ができたら、八幡の佐藤忠良《早蕨》と岩野勇三《リカ》の比較明合成画像を撮りに行きたいと考えるようになった。飛行機に乗らずに行けて、電動バイクをレンタルできる街でもあり、かなり身軽に行き来できるのがよいと考えていることに気がついた。年をとって飛行機に乗るのが億劫になってしまったわけではないつもりであるが、老いの引きこもりというやつかもしれない。
 最近ボンバルディアの機材に押し込まれるような出張が多いので、Zero Halliburtonのゼロスーターの1/3くらいの容積のケースをゴロゴロして前の座席の下に突っ込んで行くのも悪くないと思うようになった。ただし、そういうサイズのキャリーカートは普通はポリカーボネートかバリスティックナイロン製である。ジュラルミン製のものはリモアにはあってもゼロにはない。
 ゼロではアタッシュケースの形状で深さが5インチのE5-SIが最も内容積が大きいが、残念ながら筆者の持っているのは1インチ浅いE4-SIである。思いついた時には探してみるが、そう簡単には見つからない。
 そのE4-SIを、一生モノとして使い果たそうと思うとそろそろ使い始めなければいけない年回りになってきたが、CaseLogicのカメラバッグVelbon カルマーニュ530ELとを持ったうえにE4-SIを提げていくのはどうにも荷が重いと感じるようになってきた。カメラバッグと三脚をゼロスーターに放り込んで…というのも、かなり面倒に感じる。このあたりが使わない機能は確実に退化するという、忍び寄るフレイルということなのであろうか。
 そこで、背負っていけるようにETSUMI背負いベルト3 ブラック E-6689をハーネスにしてみることにした。真ん中のマジックテープの部分をゼロの提げ手に固定し、そこから伸びるショルダーストラップの端のナスカンをゼロの側面の丸カンにつなぐ。皮革など使ったベルトなら純正のハーネスのように見えるかもしれない。そのままでは持ち手しかなく、肩掛けストラップさえないKoffer Kleinのダレスバッグのショルダーバッグ化やスーツやAquascutumのコートでも合うかどうかなども試してみたい。

ETSUMI バッグアクセサリー 背負いベルト3 E-6689

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