久々にJ-カメラを眺めていて、Minolta AF 400 mm F4.5 Apoteleを発見した。価格198,000円であった。ここ3年ほど探した時に見かけるようなことはなかったが、最近良く出ているのかどうかは不明である。現在使っているAi-s Nikkor 400 mm F3.5[ED]と同じ焦点距離ながら、少し軽量なレンズはどうであろうかと考えているうちに、一晩でsold outになってしまった。もちろん、考えて決心したからといって買えるような価格ではないのだが、それでも何となく悔しい。
悔し紛れに、30,000円ほど高いけれど226,800円のAi-s Nikkor 600 mm F4[ED]（全長約47センチ、重量5650ｇ）ではどうかなと思う。以前一度だけアキバのmapcameraで拝見したことのあるNikkor 300 mm F2と同様、直径15 cmのレンズで、これは出身高校の天文台の望遠鏡の対物レンズ径と同じなのである。そのようなエクストリーム玉が、常に2本以上出ていて、それほどレア物でもなさそうに見えるというのがJ-カメラの怖いところである。
そのままで使っても、現在のAi-s Nikkor 400 mm F3.5+1.4xエクステンダ（560 mm F4.9相当）よりも、半絞りほど明るいのであるが、重量の方は現行の2,800 gのちょうど2倍である。自転車で輸送するシステムが確立しているのでそれほど苦にはならないものの、とうとう極北に到達したのではないかとの感強し。
