刑事コロンボ《攻撃命令》

 休日営業に出社して、月曜のプレゼン資料を作成している間に営業時間を終了。久々にまるきん亭で昼食の後、好日ホームセンターと向かいの靴屋さんを訪問。好日では、この時期にNepucaのマイクロタフタのハーフコートとパンツを買い占めるのが恒例であるが、今年は食指動かず。年々歳々破れたりほつれたりしていくのではあるが、裁縫道具を使って修繕するのも面倒になり、レイヤードシステムで重ね着するため、下に着けるものには無頓着になってしまっている。数は十分に取り揃っているので買わなくても間に合うと考えてしまう。つくづく年はとりたくないと思う。
 急いで帰宅して、刑事コロンボ第44話を観る。今回は、犯人の邸宅のプールで、美しい寄宿人がひと泳ぎしているシーンがあって、エンディングロールでその共演者がキム・キャトラルであるということに一驚。キム・キャトラルが2つ年上のお姉さんであることにも驚いた。《マネキン》出演は、この後らしく、出演当時は二十歳前後の売出し中の女優さんであったのだろう。
 刑事コロンボが一世を風靡した高校生の頃、朝日新聞にこれを評して、「最初に犯人が提示されるので、(アメリカの)主婦にもわかりやすい構成になっていることが人気の秘密」というような一文が掲載されたことを鮮明に記憶している。この論者の意見の刷り込みと、犯人がセレブな紳士であるケースが多く、豪邸拝見の趣きもあることも手伝って、これまで筆者も主婦をターゲットにしたドラマだとばかり考えてきたのである。が、冷静に考えてみると、脚本家はちょっとしたお色気シーンを配するという努力を怠っていないのかもしれない。

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