この上もう一台必要なのかと言われそうであるが

 ThinkPad T61の機能にはまったく不満はない。しかし野良営業の行き帰りのバス通勤(来週からは地下鉄通勤)で肩から提げたトートバッグを、背骨が2,3か所脱臼しそうになるくらい重く感じるようになったのは、たぶん年のせいである。一方でThinkPad T61のキーやボタンの至上のタッチに慣れてしまっているので、キーボードやトラックパッドのボタンの不具合には敏感である。実売価格50000円台のパソコンのマウスボタンのタッチは数分で腱鞘炎になるか、さもなければ爪が剥がれそうになるくらい硬くて、とてもちょっと地下鉄の座席で原稿書きを進める際に使える座右のラップトップマシンにはできまい。一日持ち歩いても負担にならない軽さの作りの良いノートがほしい。と昨日よりも一昨日よりも切実に感じるようになってきた。その候補にMacbook Airを思い浮かべるようになった。
 夕食後、◯マダ電機で品定めするに、「余分はいらない。十分がほしい。フルフラットな約13.9mm、軽さ約 655g」vaio Xシリーズもなかなか野心的な薄さ軽さ(Macbook Airの半分である)の中に、日本人的な生真面目さを感じるデザインである。割と安いなと思ったら石はAtomなのに気がついて、逆に高く見えたりするのは、偏見のなせる業というべきであろう。カーソルの当たったところのアイコンが拡大されるような、老眼ユーザーにやさしいウィンドウマネジャーさえあれば、Windowsであろうがnetbookであろうがなんでもよいのであるが、うっかりキーのタッチやトラックパッドの硬さを見るのを忘れてしまった。[Mac OS X]

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