プラットホーム間でのEvernoteの使い勝手比較

 昨日に続いて、収録文献のアノテーション作業を継続しようとして、基幹Windows XPマシンでプレビューしたPDF文書のタイトルをEvernoteのnoteの標題にコピーペーストしようとするのにことごとくうまくいかないのにいらだつ自分に気がつく。
 昨日はMac OS X上で作業していたので、noteのPDF表示pane(Apple純正のプレビューを利用?)のタイトル部分を選択してテキストをコピペすればよかったのだが、Windowsでは同じスタイルでやろうにも、第3区画に表示されたテキストは選択できない。ダブルクリックするとAdobe Acrobatが立ちあがるが、おそらく細々したリード・ライトパーミッション関係のしがらみであろう、選択したタイトルのテキストのコピーがdisableされてしまうのである。
 こういう次第であるから、Windowsマシンでアノテーションしようとすると標題は手打ちせざるを得ない。これからダウンロードするという場合には、元のサイトのHTMLページからコピペするので不具合は少ないが、過去にダウンロードしたものを1000編近くバルクでキャッチアップしようという時には手間がかかりすぎて萎える。Evernoteそのものではなくて、OSの環境というか、Mac OS X上のPDFビュアのゆるさが、実にEvernoteの使い勝手を決めてしまっている。Macでしか使えないiPapersの、Windowsにおけるカウンターパートを探して、ついにEvernoteを見つけたと思ったのに、因果は巡って、やはりMac OS Xの環境の方が優れているという結論になってしまうとは、何ともやるせない。しかし、裏返して考えればデフォルトPDFビュアにもう少しゆるいサードパーティ製のものを指定できれば、Windows版のEvernoteMac OS X版のそれと遜色なく使えるということではあるまいか。そこで以前お世話になったBrava! ReaderあるいはEvernote推奨のFoxIt readerをデフォルトのPDFビュアにして試してみる(Brava! Readerインストール後メニューバー:オプション:デフォルトビュワーに設定またはFoxItのヘルプメニューで)。が、結果は芳しくない。
 後日記:Mac OS Xに戻って半日ほど集中してアノテーションをほぼ終わらせたが、タイトルの中に上つきの+とかギリシア文字のβやγなどが含まれると覿面にEvernotが落ちるという現象が、かなりの再現性を持って出現することに気がついた。
 

本ブログではamazon associate広告を利用しています。