もっと光を

 典型的な山陰の晩秋の暗い一日。元現地コーディネーターさんのクリスマスプレゼント用にと、PAL形式でDVDのエンコードをやり直して18時間を費やす。
 その間にジャケットのデザインを考えながらリハーサル演奏時にジャケット用に撮ったバイオリニストさんの画像を一枚ずつ拡大してチェック。大抵わずかな被写体ブレが見つかるのである。FD 85 mm F1.2をわずかに絞り、かなり早いシャッタスピードを確保しているのではあるが、ステージの照明とアーティストさんの動きとの組み合わせではその静止像を得る限界値を越えている。かといって、ストロボで光をまわそうとすると今度はホールの地明かりの色温度の低いライトにあわせたカラーバランスが破綻する。
 というので、光を求めてフジヤカメラ、mapcamera、カメラのキタムラの中古サイトなどを歴訪。世の中のほとんどのレンズ(マウント)用にマイクロフォーサーズのカメラにつけるマウントアダプタが各社から出揃っていて、もうどのようなメーカーであれ、明るく長焦点のお値打ちレンズはごっそり売れてしまった後のように思われる。
 そういう中でM光機に オリンパスOM用のZUIKO 180 mm F2レンズを見つける。税込み価格345,000円。もちろん買わず。[もっと光を]

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