「五十の手習い」のアマチュア測量術であるが、もちろんのことながらこれは最終的には人工衛星の写真を用いた写真測量でも目的は達成されるわけである。
というので、先日測定した基線の長さをGoogle Earthで測距してみると、わずか15 cmの差で一致したのは、スリーナイン(99.9%)の精度であるからなかなかの快挙である。この15 cmというのは測定の単位になった橋の飾り1枚分なので、設計上ほんとに1枚分少なかった可能性もある（というよりマウスでクリックする位置の誤差の方が大きい）。
一方、角度の測定精度が決してよろしくないことを反映して、三角測量の方は、10%以上の誤差も平気で出る。中古のトランシットをネットで探したりするわけにはいかないが、今少し精度の出る方位角測定のお道具がないものか、気になるところである。[WinXP]
