自転車を測距の道具にする(2)

昼すぎに室見河畔へ。河川敷がウォーキング・ジョギングコースとして整備されて、100mごとに割と精密な道標が立っているのを利用して、フロントギアの歯数の精密測定を試みる。

1000 mごとに2区間を下って上って合計4回測定したところ、16Tの5段目ギアで177〜178回こぐという結果を得た。これからフロントギアは42.3Tと推定された。もちろん真の値は整数であるから、小数点以下は誤差である。進行方向に自転車ごと縮むというような、相対論的な効果は無視してよいであろう(当たり前)。空気圧がやや低めであるから、タイヤが筆者の体重で変形して半径が約1%短くなるとその分進む距離が短くなるから説明できそうである。42Tのギアで177.5回こいで1000m進んだとしたときの後輪の直径は26.5インチとなる。0.5インチ(=1.2 cm)も沈み込んでいたかどうかはわからないけれど、誤差の大部分はこの影響で説明がつくと考察。

測定がひとまず成功したのを祝し、伊藤園のTea's Teaオレンジ&ベルガモットティーを買ってカワセミ観察ポイントに行ってみる。と、あ、そ、今年もいたのねということで退散。

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