bioKnoppix, biobrew, Bio-Linux LIVE

 昨晩、それぞれのisoイメージのダウンロードを始めて、あまりに進捗しないので放置したまま2時頃帰宅してしまったのであったが、いずれのサイトもちょろちょろ流れてくるストリームをなんとかものにして、それぞれCD-R、DVD-Rに焼く。
 bioKnoppixは、KnoppixKDEのメニューから各種定番のbioinformaticsソフトが起動できるというもので、Windowsマシンは潰したくないし、coLinuxを入れる余裕もないけれど、とりあえず使いたいという場合には最適であろう。データは、HDのFATパーティションをマウントするか、USBフラッシュディスクを介してやり取りすればよいであろう。
 biobrewはそのままCDブートするわけではなさそうなCDであるが、パケジを見るにPVMとか並列化Clustalとか、クラスタ計算機を手軽に構成できそうな期待感に満ちている。
 Bio-Linux LIVEは、DVDからブートしてbioKnoppixと同様KDEの画面が現れる。
 Linuxをインストールフロッピーをとっかえひっかえ、設定を変えたり何やらで1ヶ月もかかってXが動いたと喜んでいた頃のことを思い出すと、夢のようであるけれど、それがたかだか5、6年前のことであるのに吃驚。今では、CDから立ち上げたLinuxで解析を終わらせて、またWindowsに戻ってくるくらいのことを、ご飯の炊ける間にすませられるくらい良い時代になったわけだ。
 というので、うちの営業課の営業用PCを夜だけクラスタで使うのに最適のディストリビューションはどれか。また、実装にあたって手を加えないといけない点を、硬軟両方について列記せよ、という問題を渡されて試験開始となったわけであるが…[Linux]

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