Mo4 Izumiインストール

 早速Dell PowerEdge SC1420 (Xeon 3.2 GHz x 2, 512 MB x 4 memory)の埃を払って、速攻でMomonga-4-KDE-i686.isoを(例によってDVD Decryptorで)焼いたインストールDVDで起動。最初のあたりは快調に進むが、インストール開始直後にlibutempなんとか.soが壊れているということでインストーラーがこけてリブートがかかる。
 グラフィカルインストールがダメならと、キャラクタベースで試して、ついでに2枚目のHDに/homeディレクトリを作ろうと試みてダメ出しされてみたりするが、最終的には同じところで同じエラーが出てこける。どうもこのライブラリが致命傷のようである。そういう不具合がメーリングリストで報告されていないところを見ると、DVDの焼き方に問題があるかもしれない。そこで、気を取り直し、Momonga-4-everything-i686-disc1.isoからはじめてみる。
 everythingなのに(気が弱いので)Office suite and productivityのみを指定して、とにかくブートできるシステムが入るように手堅くいく。ブートさえすれば、パッケージの追加などコマンド一発なのである。今度は順調にインストールが進行し、1256ほどのファイルが40分ほどでインストールされた。
 そういえば、内蔵ethernetのアドレスをマニュアルで指定する際に、IP address/net maskというところを、10.xx.yy.zz/255.255.0.0と書いていたのを、10.xx.yy.zz/12と書いたのが吉であったのかもしれないが、(これであっているかどうかを含めて)筆者には判断できず。いや、違っていた。しかしこれはインストール後の初回ブート時のチェックで、ネットワークコンフィギュレーションを選んで修正できた。
 さて、筆者がひと夏かかってインストールに成功していた頃のディストリビューションでは、インストールの最初か最後にXの動作確認があって、これがひとつのヤマであった…のだが、Xも立ち上げずにインストール終了、リブートという段取りであると、インストーラが異常終了してしまったのではないかと、大層不安になるものである。
 しかし、いまどきのX11(なのか?)は一味違う。文字コンソール画面からrootでログインし、gdmを起動するとみごとにXが立ち上がって、ちょっとこれまでにないカラフルなログイン画面になる。ただし、rootのままではgdmからのログインを拒まれたので、一旦[Ctrl]+[Alt]+[BS]でXを落として、一般ユーザーのアカウントを作ってログインし、Gnomeでxtermからyum update。KDEは満足に動かず、gccApacheなども入っていない様子。夜なべ仕事でyum
 
 install "*"しておいてもらうことにする。3125個、計3.0 GBのファイルがダウンロード、インストールされ、明朝から早速仕事に使えそうである。
 一段落したところで。何となくハワイのショップにこういうデザインのブランドがありそうなかわいいモモちゃんにひかれて、初めてインストールする方にとっては、Windows XPを再インストールするよりもあとほんのすこしだけ敷居が高いかもしれない。[Momonga Linux]

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