LiDARで3D/2D計測入門(5)人生を変えたScaniverseとインターフェース2023年1月号

 口述筆記に重宝していたiPad Air 4が、Scaniverseによって3Dスキャナーとして生まれ変わり、野暮用ついでに2日連続で警固公園に試験撮像に出かける次第となった。
 ところが、撮像を始めようとScaniverseを起動しても、initializingのブラックアウト画面のままスタックしてしまうトラブルが頻発した。1日目は1時間ほど再起動などを繰り返して、やっと何かのはずみでスキャンできるようになった。2日目にいたり、カメラがうまく起動していないために初期化が完了しないらしいことに気がついて、少し落ち着いてスキャンにこぎつけられるようになった。
 回数を重ねるごとに、scan rangeを調節して不要の背景を読み飛ばすのが勘所らしいことも体得されるようになってくる。
 しかし、一方で光沢のある領域や輪を作っていてまん中は空が見えているような領域の取り込みがうまくいかない。これは可視光カメラを使う限りは避けられない限界ではあるまいか。
 LiDARユニットを使うとどのくらいいけるのか、ますます気になってしようがない。一方で、筆者はandroid携帯のICカード機能に心酔しており、iPhoneではまだ使えないとすればとても不便だろうと思われるのである。Xperiaをそのままに、iPhoneをLiDARカメラとして導入すると、out of sight, out of chargeで充電をサボって、バッテリをだめにしてしまいそうな予感がする。
 後日記(2022-12-06)>考えてみれば、筆者が使っているのはSUICAANA搭乗券とマイナンバーカードで、いずくの昔からならむ、iPhoneでも対応可能なのだった。
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