TRPV1レセプターの発見者、2021年度ノーベル医学生理学賞を受賞

 巷間の、今年はmRNAワクチンのウリジン塩基をN1-methylpseuduridineに置換してワクチンのmRNA分子そのものが異物として認識されるのを回避するというテクノロジーに授けられるのではないかという予想を裏切って、TRPV1レセプターの発見者に授与された。
 温度や痛みなどの化学受容に関わるTRPレセプターの大きな遺伝子ファミリーの拡がりを発見されたことが大きく評価されたのは間違いあるまい。
 何ら寄与をしたわけでもないが、スパイスの知覚について土曜日にも解説の中で触れた筆者にとっても、何かとてもうれしいニュースである。

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