以前ホームリファービッシュしたMac mini (mid 2011)は、昨年まで原稿書きに使った。obsoleteとなっても、NeXTキーボードをつないでデュアルの27インチディスプレイを通して自分の探究心と向き合うのにまたとない機材であったが、ついに昨年11月のセキュリティアップデートを最後にmacOS High Sierraへのサポートがなくなって実に12月にはEOLを迎えていたのだった。
10年前に買ったPCやMacを10年間使い続けていられたということを、未来に外挿すると現行機種は筆者が72歳になるまでは使えるだろうということである。この際、終の機材に入れ替えるチャンスと腹を括ってはどうかと考えるようになった。
mac miniの後継機は、M1 プロセッサを採用し、性能向上が著しいようである。mfblitzさんのブログの記事をまぶしく拝読していた。ただし、惜しむらくは購入後にメモリやSSDの換装・増設はできない。10年使えるように購入時オプションを欲ばったりすると高くつきそうにも思われてきた。
と思い悩んでいるのを見透かされたのかどうか、amazon.co.jpがRyzen 7 PRO 4750GのミニPCを提案してきた。DRAMやSATA3 SSDの増設も気楽にできるので、退職した後でも乏しい小遣いで少しずつ機能拡張できる望みもある。書いているうちに「これもよい」が「これなるべし」に変わってきた。
