本日フィールドワークの打合せに歩いて向かう途中、通りかかりの街路樹の植え込みに枝や葉が散乱しているのが目に入った。台風17号の後片付けがまだ追いついてないのであろう。
どこにでもある街路樹のように見えて、このプラタナスのご先祖の樹下で医聖と呼ばれるHippocratesが講義したとされる、その子孫だかクローン株だかをギリシアのコス島から導入したものという。
よくよく見ればかなりの数の実が地面に落ちているのである。清掃活動中の爺に身なりをやつしてビニール袋いっぱい根こそぎ拾ってきた。こんなに取ってきてどうすんの?と困惑するCEOに、実生は難しいように読んだこともあるが、ぜひ子孫株を取りたいと力説。