全69本のうちで、この「歌声の消えた海」が筆者にとって何位になるか、唐突に問い詰められてもちょっと答えようがない。
結末の意外性という点は、犯人がわかっているところから始まるのであるから最初から放棄されているし、もう何度も観てストーリー展開の秀逸性の再発見もほとんど期待できそうにない。
コロンボ作品を何をもって評価するのか、これは難しい問題である。
4K・8K画面の高解像度画面に何を期待するかということにも関わってくるわけであるが、被害者の船室にかかっているまりのるうにぃ風の絵を高精細に眺めてみたい。とかいうようなことだろうか?
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