スターフィールド撮影フィールドを探す

 冬型の気圧配置で28日、29日と強い北風が吹きすさんだ。
 29日には夜間ワークアウトの途中で停めていた長征一式が風で倒れた拍子に、一矢報いるためのLEDライトを紛失してしまった。CEOには今年の厄落としができてよかったと慰めてもらった。人生持つべきものはこういう伴侶である。と感謝。
 30日は風はおさまったが快曇でスターフィールドカメラのファーストライトはお預けのままである。
 自宅のフロントヤードは南向きなのであるが、隣家トイレの窓が至近にあり、庭でゴソゴソやっていては大変気を遣わせてしまう心配がある。何よりも門灯が終夜点いていてかなりの明るさである。それで以前巡回していた頃の記憶をたどりながら南に向かって脇山バレイを遡上し、南が開けて灯火のないところを探しに行く。
 南下につれて住宅が途切れ、田んぼが広がるようにはなるが、脊振山の南斜面の扇状地との境界線には集落があるので人工灯火がなくなることはない。LED街灯の光が途切れる田んぼの中は、かなり有望な撮影ポイントになるのであるが、こういう山際に24時間営業のお店が一軒できてしまうともう谷全体が終夜絶望的に明るくなるのだろう。
 今夜は快晴だと思ったら、ちょっと気軽に撮影できるようなとっておきの場所を見つけるのは意外に難しい。こういうのはコンビニの位置情報から距離の二乗に反比例する環境光ポテンシャルの重ね合わせとしてGISれるかもしれないとの着想を得たが、その詳細を書くにはこの余白は狭すぎる。

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