わが家の庭で育てたい種子ベスト10

 晴天ながらかなり冷え込む。
 ふだんどこかに行って植物に見とれたりすることはなかったと言ってよい。最も多感な時期を過ごしたはずのオサカには想い出にまつわる植物がないような気がする。強いて言えば、どこまでも続く桜並木だろうか。これはLiberal artsが、文法学、修辞学、論理学に加えて算術、幾何、天文、音楽の七つで植物学が入っていないことによるのかもしれない。
 最近植物派の心情に心を捉われているのは、社のフロントヤードの樹木がことごとく切り倒されてしまったトラウマが深層意識に作用した結果とも思われ、さらにまん中の子がCEOとレモンの木の苗を買いこんで不穏な動きを見せているのも気にかかっているのに違いない。
 というようなことを考えながらバックヤード方面の樹木の下に種が落ちていないか巡回しつつ、わが家の庭に蒔いて育てたい種子ベスト10は何だろうかと考えてみる。
 オークマンジテンポーのフジやイーストナカサンゲパークのカエデ、ハコザキグーシュラインのムクロジ、エコーインテンポーのボダイジュやショーレンニンテンポーのクチナシは想い出とつながっている。これに社庭の系統のはっきりしたプラタナスを入れるとすでに6種、どこかにマロニエの樹が見つかれば7種となる。
 後日記>以前コマツステーションのキオスクに、ニッキが売られていたが、イシズチ山系のニッケイを種から育てることはできるだろうか。ヒガシアカイシ山系の五葉の松と、以前「さし旅」で紹介された落ち葉からマルトールが香るカツラで、もう10種になってしまう。(2018.1.11)

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