自分の暦を編纂する感覚で

 最近9月始まりのダイゴーの手帳をズボンのポケットに入れて持ち歩いている。過去の記録はGoogle calendarEvernoteに蓄積しておくと割り切って、いわゆる「前向きの手帳」として自分の暦を編纂する感覚で使っているのである。
 この手帳のマンスリーブロックは2020年3月まで続いている。多くのものが2019年12月か2020年1月で止まってしまっているなかで、来年度末までの予定が整理、一覧できて、大変ありがたい。
 とは言うものの、この手帳を来年度いっぱい持ち歩くつもりはない。筆者の長期記憶がDRAM並みに覚束ないので、年に3〜4回メモリを定期的にリフレッシュするため、次の手帳に転記してしまうつもりにしている。すなわち、1年間に12月、4月、9月始まりの3冊の手帳を使い捨てていこうという戦略である。それで同じフォーマットの2019年1月(か2018年12月)始まりのものを探しているところであるが、次の年号がはっきりしないためか、まだ出ていないようである。
 見開き2ページで一ヶ月分のカレンダーフォーマットのビジネスデイの枠は20.4✕27.0 mm、週末は30.7✕27.0 mmのサイズの枠になる。
 最終的に暦にはどのくらいの行事が書き込まれるか、終わった期間(この3か月)で集計してみると、何らかのイベントが1日あたり1.5件書かれていて、3件以上の書き込みがあるのは6日であった。何も書かれない日は、月あたり5日である。
 一方1か月先の12月には、まだ22日に30件しか入っていないし、1月は10日間で15件しか入っていない。年度初めに年間スケジュールを決めてしまう性格のものは書き込まれているわけであるが、そこに、月例の会議が入ったりして予定が増えていく。可能な限り省略せずに書きこむのに、ダイソーで見つけた0.28 mmゲルインキボールペンを試しに使ってみたら、この細さがありがたい。

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