三脚とキャリーバッグ

 最近のopen art tourismではVelbon カルマーニュ530ELを使っている。安定性があって取り回しも楽で、バッグをリクセン化してあるので、自転車での移動には申し分がない。
 ところが、これ(縮長66 cm)を公共交通機関に載せようとするとバッグの選択肢はTNF Base Camp Duffleしかなくなる。
 このたびのRIMOWAのコンビパイロットケースにおさまったのは、Gitzoベビー三脚(縮長38 cm)のみであった。
 脚を伸ばして、少なくとも1 m 50 cmくらいの高さは確保したいところであったが、ベビーでは50 cmにも満たない感じ(正確には56〜76 cm)になる。これで高の原であい橋の階段の途中に設置されている佐藤忠良《夏》を撮ろうとすると、かなり下から見上げてフォーカス合わせをすることになり、通行の方が行き来する時間帯にはとても撮像できたものではない。
 しかも、終電間近の電車が到着するたびにかなりの乗降があって、その都度「撤退」しなければならなかった。《夏》に最も近い宿舎を選んで万全を期したつもりであったのに、結局撮像できないまま帰って来てしまった。
 キャリーバッグに入れて行ける4本継ぎ手で縮長が短くなるトラベラーズ三脚を調達するか、ロケカートのようなキャリーバッグを見繕うか、もう少し研究してみたい。

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