弾丸読書

 元旦に発注した書籍が続々到着してくるのを読む。
 まず松本大輔《クラシックは死なない》シリーズの「やっぱり」と「どっこい」である。
 年末にフォーレ《レクイエム》を入手したチェリビダッケの1986年訪日ライブ録音(「やっぱり」のpp. 51-53)が気になってしようがない。不調法な筆者にも神は降りてくるのだろうか。
 *フオクで見てみると通常のCDは人気がない一方、SACD盤はかなり競るようである。SACDリッピングが至難の業であり、それどころか筆者の環境では再生もおぼつかない。ここはCD盤をamazon.co.jpでまとめて発注。

 《クラシックは死なない》シリーズは、「それでも」を残すのみとなった。読めば読むほど次から次へと聴きたい演奏が現れて、何を聴くかまったく考えていないという悩みは解消したものの、クラシックCDの沼に入り込んでというか杜の中で迷ってしまってというか、困ってしまうほどである。
 惜しむらくは索引がないということであるが、これはテキストマイニングで自家製作できそうである。シリーズ5冊分の索引を、曲目・指揮者・作曲家などでソートしたらCD店めぐりの最強のコンパニオンになるに違いないが、筆者のように中古CD店に入り浸っているようではご店主の意図には沿わなそうで申し訳ない。

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