デジタル信号をアナログ信号に復号する際に、これまで使ってきたPCM5122チップを使ったDACボードではクロックが不正確である影響でjittering現象が現れると読んで、しばらく文献検索を続けてきた。
現在聴いている音もその現象の影響を被った音なのだろうのか。解決するとどのようにかわるのだろうか。まったく想像できないのである。
「演奏者の中に混じって音楽を聴いている気がする」などと書かれているのを読んで、音の波形の位相がシフトするのが、楽器の定位が不明瞭になるように影響するのかと理解したのであるが、フェーズシフトが左右のチャンネルに同じだけ出るのなら、定位自体は変わらないでビブラートのかかり方が変わるだけではないかなどと考えたりする。
一方で、少し大きな音でfffを鳴らしていると烈火のごとく怒り出すCEOを見ていると、音程がずれて再生されていて、ひょっとすると絶対音感のあるCEOには実に嫌な雑音に聞こえているのかもしれないと思ったりもするのである。
それで、ES9023チップと50.000MHz水晶が載っているDACボードを見つけたので、取り替えて比べてみようということで発注。
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