Case Logic FLXM-101ファーストインプレッション

 届いたCase Logic FLXM-101のファスナーを開けると、ちょっとダレスバッグ的な開き方でメインコンパートメントにアクセスできる。あまり広いようには見えないけれど、E macro 30 mm F3.5のついたNEX-5TとSamyang 12 mm F2.0を入れた付属巾着バッグの脇にLEDライトとストロボがピッタリ収まり、iPad用ポケットにiPad 2を滑りこませることができる。さらに小ポケットをリモコンスイッチを入れる場所にできた。フラップを反転させたところのポケットには、単三乾電池を15本ほどしまっておける。小さすぎて収まらないのではないかと心配したが、予定の機材を全部余裕で詰め込むことができ、まったく大丈夫であった。ショルダーベルトはやや斜めに縫い付けられているので、斜めがけするとかなり背中にフィットする感じになる。
 快適に撮影できて満足して戻ってきて室内に入った時に、フラップに斜めに入ったファスナーに沿って雪の塊が積もっているのに気がついた。ここは、雨の時には水滴が染みこんでいくという構造的な問題があるので、レインカバーで覆っておかなければならない。本体、ストロボ、リモコンスイッチあたりは全部ビニール袋でくるんで作業するということになるので、そのビニール袋のしまい場所がここになるだろう。
 全体としては大変うまく設計されており、特にiPadのしまい方が洗練されているのに感心した。
 東山正宜氏が「都会の星」あとがきに書いておられるように、「何を撮ってるんですか」ときかれた時に、「星の写真を撮ってるんですよ」と明合成した画像を見せるのにiPadを使うということなので、これもデジタル時代の撮影機材のひとつかもしれない。

都会の星

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