ウール下着か?撥水アンダーか?

 最近、サイクリングパンツの上にSauconyのキルティングパンツを重ねて走ると汗ばんでくるのだが、ここでキルティングパンツを脱ぐといきなり寒く感じるのである。このことは、最高速をキープして走るのであれば、サイクリングパンツ一枚でも行けるのかもしれないということだが、汗をかくとかなり身体が冷えるということになる。気温がさらに下がると、身体がウォームアップするまでにヒートショックで心臓が止まるかもしれない。
 Ultra Lightweight Travel Gear特集のBE-PAL 340号(2009年10月)のp. 39の囲み記事には、自転車旅なら「汗をガンガン外に出す『撥水系』がおすすめ。」で、のんびりハイキングなら「保温力に秀でた『ウール系』がおすすめ。」ということだ。
 撥水系の筆頭が、「ファイントラック スキンメッシュ」ということであり、これは肌から汗をどんどん吸い上げていくのである。そのため、化繊シャツを着重ねすべしということになっている。果たして、スキンメッシュの上にボアジャケットやウルトラライトダウンジャケットを重ねて機能するのかどうかはわからないが、透湿性の高くないものではあまり効果が期待できないのではないか。汗をかかずにすっきりと走れるスタイルを実験してみたいものである。

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