カーディオグラフ

 入院中に、担当看護師さんから説明パンフレットの入ったクリアファイルの貸し出しがあった。
 そこに書かれていたのは、標準体重や運動量のことであった。標準体重は身長から計算される。概ねBMIが22となるような体重ということになるのである。その体重に労作の軽重に応じて25〜35をかけたものが適正摂取カロリーになるわけであるが、身長170 cmの筆者にとって25をかけると1600 kcalが適正となり、病院食がこのカロリーで供されていることを検算できた次第である。
 運動は、安静時脈拍から20上がらない範囲を目安にして行うようにとの説明もあった。実際には、220から年齢を減じて最大心拍数を計算しておき、運動強度60〜80%の心拍数を持って効率的な脂肪燃焼を起こす有酸素運動とするので、筆者の場合には、98あたりが最適ということだ。安静時の脈拍は概ね60なので、+20を越えない範囲というのは運動強度としてはかなり弱いと思われるが、普段のワークアウトで脈拍がどのくらい変動しているのかさえ把握できていないのは具合が悪いということに気がついた。
 脈拍をモニタするにはどうしたらよいか。常時監視するにはBluetooth心拍計かパルスオキシメーターということになるが、まずは簡便なandroid用の無料のアプリで、カメラのレンズに指を置くと、心拍数が測定できるカーディオグラフを導入してみる。ただし、測定時に手袋を外す必要があるのが難点である。

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