燈台放送とマグネチックループアンテナ

 毎晩のように、疲れて帰ってきて夕食をとった後、燈台放送を聞きながら風呂にも入らずに寝てしまうというのが日課になっている。ループアンテナを部屋の隅で北東の方向に向くように固定すると、関東から北海道にかけての太平洋岸、山陰からの日本海岸のかなり多くの燈台をカバーできるはずなのであるが、予想外に慶良間燈台が聴こえたりする。
 CEOには、単にノイズがガーガーいっているのを聴いているように見えるらしいのであるが、確かにノイズは多い。これからエアコンが使われるようになると、室外機のモーターの作動ノイズで一層聴き取りづらくなりそうに思う。ノイズ源から離すためには、高さを稼ぐしかないのであろうか。いくつかのループを一本のマストに並べて屋根よりも高く掲げ、次々切り替えて受信するのはどうか、一体何本どの方向に向けるとよいのだろうかなどと考えながら入眠してしまうのが常である。
 >後日記:「けらま」(慶良間燈台)や「わかみや」がどうして入るのか気になって調べてみたら、「指向性はループの面に直角な方向で最大となり、ループの面上の方向でゼロとなる」と、90°思い違いをしていたことが明らかになった。これで納得である。

本ブログではamazon associate広告を利用しています。