父の逝去

 明け方電話で訃報を知る。昨晩主治医の母親を通しての言伝てで、いつ何が起こってもおかしくないから家族を呼びなさいとの指示も間に合わず。最後まで短気な性分を貫いた、実に父らしい辞去の仕方とも言える。支度を整えて、7時に出発して、道中で携帯とGL-10Pでモバイル接続したMacBook Airとで連絡を取る。
 移動中に遺体が病院から斎場に移ったので、すかさずカーナビの目的地を斎場に変更。斎場の前の道は高校生の頃の通学路にあたり、建物は変わってしまったものの、きわめて身近な場所でお葬式をあげる実感あり。
 5時間半で到着すると、母親には義理の叔母が付き添ってくれていた。遺体の搬出もお手伝いいただいたようである。喪主として葬儀の概要を決定して契約。線香を絶やさぬよう、斎場の遺族控室に泊まりこむのであるが、専用バスルームや貸出布団が用意されており、遺族としては楽でよろしい。故人にFM放送を聴かさむとて、Zerosuiterから取り出した愛好者三号でバリバリFMをかける。

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