生還後

 運動制限が解除され、CCUで拘束される必要もなくなった。昼食後上司の訪問を受ける。感謝。その後徒歩で一般病棟にお引っ越し。点滴と心電図モニタがくっついてくるが、トイレに歩いていけるようになるのは大変よろしい。
 上司がお見舞いに持ってきて下さった不思議の海 (別冊日経サイエンス 192)に熱中。南硫黄島の現代の秘境の探検記も、ウナギの生態の不思議さも、さらに自然界で細胞のリプログラミングを起こすことが知られていたクラゲの話も、それぞれに時のたつのを忘れて読みふける興味深いものであった。
手首のカテーテルの入り口は動脈に穴を開けたところであるが、カフで圧迫していたのをだんだんに圧を抜いていって夕食前には外れる。
 この低侵襲さには脱帽である。

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